ZEN LIFE

寺生活のあれやこれや。日々の暮らし

デザイン渋すぎ

はてなに転向して一日目、デザインが渋すぎです。
せめて画像を入れないと画面が寂しすぎるのではと
心配になってしまいます。気が向いたら差し替える予定です。

さて、聖諦第一義というお話は碧巌録の第一則に出てくる話です。

一番最初にこの話から始めるところに雪竇和尚の意気込みが伝わります。
雪竇重顕和尚(980−1052)は中国の浙江省の雪竇山ということろに居られ、法を嗣いだ弟子が70名あまりという雲門宗中興の祖と呼ばれています。「翰林の才あり」と称れた文章の巧みな禅僧です。この方が著した「雪竇頌古」は、景徳伝燈録などから百則の話を選び、さらに圜悟克勤禅師が垂示と著語、評唱を付けてまとめたものが「碧巌録」となっています。これは無門関と並ぶ禅のテキストとして現在も読み継がれています。