ZEN LIFE

寺生活のあれやこれや。日々の暮らし

鬼平犯科帳

鬼平犯科帳 二代目中村吉右衛門丈のシリーズをたまに見返すことがある。

まるで小説から出てきたようなハマリ役でセリフ廻しも貫禄も素晴らしい。

池波正太郎の原作も素晴らしいもので、さすが若いころから舞台付きの本を書いてだけあって情景描写とセリフの一言一言がそのままテレビの脚本になっているようなリズム感がある。

当時のテレビ時代劇は、ひとつの完成形であったように思える。役者さんもしっかりしており、小道具のひとつまでしっかり作りこんであるのが嬉しい。

今の時代のようにテレビ離れが進んでしまうと、このような金がかかる番組をつくる余裕もスタッフも揃わないのだろうか。寂しい限りである。

9月のこの時期

毎年の事だけど9月の第一週は妙に気忙しい時期で、長い間なぜだかわからなかったけど、季節の変わり目なのが一番大きな理由なのかもしれません。9月になると日中の暑さもだんだんと短くなるし、夕方になるとセミの声よりも秋の虫の声に変るしで

それと明け方が寝苦しくないのでついつい寝過ごしてしまうということでしょうか。

ついつい新しい本を買ってしまい、夜中まで読みふけってしまうのも困ったもので

これがまたたまらなく面白い。

HPもリニューアルしてしまったけれども、もっと早くすればよかった。ひな形にはめていくだけのものなので大した工夫もないのだけど、世の中もシンプルなデザインが流行りなのだろうか、出来上がりがとてもすっきりしててお気に入りである。

今度は写真を張り替えてみるかと思案するところだ。

 

晴耕雨読

あっという間に九月です。お寺はこの時期はお彼岸の準備に入ります。

暑さが厳しいと日中の外回りの仕事はついつい手を抜きがちになります。

朝か夕方の時間を狙って仕事をするのですが、残暑が厳しいとどうにもうまくやりくりがつきません。

それでも朝のルーティーンが終わって一息つく時間が何よりです。

畑もそろそろ秋冬の支度に入ります。これだけ天候不順ですと八百屋さんの値段が高くなりますので家族には畑をもっと頑張れと発破をかけられています。

総理大臣

阿部総理にはほんとにご苦労様でした。途中いろいろ有りましたがそれはそれとして大変よく頑張られた一国の首長として大変な足跡を残されたと思います。

そりゃあね、本人の行跡が悪くてというより、周りの方が足を引っ張った訳ですし、一番ちゃんとしてなくちゃいけない奥様がまあお茶目というかあまり色んな事に気を回すことが無いいわゆるお嬢様なのでしょうか、貞淑な妻というより悪気のない天真爛漫な方であるということで取り巻きの人も居たわけだからそういう人たちに足元を掬われたところはあります。

官僚さんの忖度で仕事がチグハグになってしまったこともありました。

武漢コロナ禍が無ければ、今頃はオリンピックも終わってパラリンピックの最中でしょうし、全部やり切って万々歳だったのに心労で体調も悪く総理の職を辞することになろうとは、なんとも残念でしたがこれも運命なのでしょう。

 それでもおおむね、首相らしい首相でしたから安心してお任せ出来てましたし、それこそ現在の野党の方々ではこの難局を乗り越える事など出来ようはずもありません。 まだ65歳ですからもう一度体調を整えて首相になられても何ら問題ないと思います。ぜひ頑張っていただきたいと思います。

何はともあれお疲れさまでした

食品ロス?

www.msn.com急にここにきて食品ロスについての発言があるなんてなんとも不可解ではあります。

私が中国を旅したのは天安門事件直後の頃でしたが、あの頃の中国はまだまだ貧しく、

人々も純朴でおおらかでした。バックパッカーの我々に観光出来る場所も限られており、通貨も人民元ではなく兌換元だったのでこれを人民元に両替して使っていたわけです。確か、西安から成都へ移動し、更に成都から昆明へ鉄道で移動しましたが、それこそ文明社会からは程遠い、最悪の旅でした。車両は人で溢れ、当然貧乏旅行者の私らは席に座ることも出来ず、無賃乗車の中国人と共に通路で雑魚寝しながらの旅です。

途中、弁当売りが来るのですが、汚い発泡スチロールに乱雑に盛られた弁当は見た目もすさまじかったですが味も最悪で、さすがの中国人もみんな走る電車の窓からほとんど食べてない弁当を投げ捨てる姿が未だに目に焼き付いています。中には車窓から嘔吐してる人も居て、とても食品ロスなどという概念のかけらも見られませんでした。

あの風景を目撃した者として、国のトップが食品ロス削減などを掲げても、さて、16億人民はどのように感じているのか、はなはだ疑問です。

この日本ですら大変な量の食品ロスが出ている訳ですから、単純に計算しても日本の10倍以上のロスがあることになります。今更かの国がどのように頑張っても食品ロスは減りはしないでしょうし、また数字を誤魔化すのが関の山でありましょう。

 ちなみに2年ほど前から畑を始めたのですが、同時に堆肥場も作っています。

今年の夏の暑さですとかなり上質の堆肥が出来ましたが、半分以上は台所から出た野菜くずや卵の殻、お茶やコーヒーのガラを使っています。あとは雑草や木の葉などを使い、米ぬかを合わせて発酵した堆肥は栄養たっぷりです。お陰で生ごみは3分の1まで減少し、非常にエコロジーです。

 さて、中国という国全体が本当にエコロジーになれば温暖化はかなり抑制されるのかなと想像しております。

二本のモンブラン

f:id:obousann:20200716110437j:plain

二本のモンブラン

何を隠そう、万年筆愛好者です。写真のものは先代住職の遺品なのですが、長らく書けない状況が続いておりました。数年前にメーカーに修理を依頼しましたら、「部品を全て処分してしまったのでこの型のものは修理が出来ない」とのことでした。もし修理をするのであれば本社(スイスだったと思いますが)に送って修理しますが、数万円以上かかりますし時間もいつまでとはお約束できないのでお受けできかねますとのことでしたので残念ながらそのまま放置しておりました。ところが先日、テレビを見ておりましたら徳光さんの「路線バスの旅」で万年筆の修理をする職人がまだ居られるということが判り、早速ググってみましたら、近所にもそういう職人さんが見つかりました。

早速アクセスして本日修理をお願いしてみました。

kawakubofp.com

上の金色のキャップのものはペン先の状態も良く、洗浄していただいて金具を取り換え、キャップも閉まるようになりました。

もう一本のクラッシックなものはペン先の状態は良いものの、プラスチック部分の状態が良くなくて、劣化が進んでおり、細かいクラップが入っているとのことでした。

二本とも昭和40~50年頃に製作されたもので、40年以上もの時間が経過しております。

プラスティック部分の寿命はおよそ20年程度という話なので劣化で収縮することで本体の傷みが出るのは致し方ないと思われます。それでもペン先の洗浄とクラップの修復と保護をお願いし、これも復活しました。すると、ものすごく滑らかな書き心地が戻ってきました。

家に戻り、金のキャップのほうにもインクを充填し、早速書いてみましたが、以前よりも更に書き心地が良くなってまさに目からうろこが落ちた状況です。これがわずか数千円で出来るとは!ということで、些細なことですが非常に嬉しい一日となりました。

古い記事ですが

f:id:obousann:20200326151703j:plain

春の富士山

コロナ禍による緊急事態宣言前に行った本栖湖からの撮影です。

ひんやりしておりましたがとても良い富士山でした。

県をまたいだ移動も解除になるようでしたらいよいよキャンプも再開します。

全く行けなかった時期が長かったので準備をもう一度整えてみたいと思います

小人閑居にして不善をなす

ニュートンスペイン風邪の大流行の中、田舎に引っ込んで疎開をし、ものすごく時間を持て余す中で万有引力を発見したのだそうです。

私らはこの時間が有り余る引きこもりの時期にゲームをし、テレビを見、無駄な時間を過ごしているのでしょうが、本当はこういう時だからこそ有意義に過ごすチャンスなのでしょう。

畑の手入れ

今日は畑を頑張りました。ナス、トマト、キュウリ、ゴーヤは定番。苗を購入して家族分の食材を確保!

昨年のキュウリが巨大で収穫を怠るとえらいことになります。

朝顔も15年以上も使ってる子供らが幼稚園時代に使った植木鉢を今年も使います。

コロナなんて

こんな大変なことになるなんて当初は誰も思ってなかったでしょう。

政治も経済もすべて混乱してしまい、普通のいつもの生活が送れることが

実は有難い事だったなんて今更ながら気が付く訳です。

知人のブログが何年も前から続いていたのに急に閉鎖になったりしているけど

やはりみんな飽きてしまうのでしょうか。

人気のブロガーの方はアクセスが順調に伸び、本を出す人も居るし、こういうものってのも本人の熱量、やる気が続けていける原動力なのでしょう。

5年続けるだけでも大変なものですし、ずっと続ける方は読者の反応があるから続けられるのでしょう。